【足厥陰肝経】は拇趾の叢毛部から始まり[大敦]、足の甲に沿って、上行して内くるぶし前一寸の所を通って[中封]、上がって内くるぶし上八寸の所に至り、。
【足太陰脾経】の後方に交差し、膝内側を上行し、大腿の内側に沿って、陰茎部に入り、外生殖器を回って上行して、下腹部に達し、胃の傍らを挟んで肝に属し、
胆を絡し、上がって横隔を通って、季肋部に分布し、喉の後側に沿って上行し、鼻、咽喉部に入り、『目系(目と関係する組織)』とつながり、さらに額から出て、
【督脈】と頭頂に会合します。
▼目系の支脈=頬部の裏に下行して、口唇の裏を循ります。
▼肝部の支脈=肝から分かれてきて、膈横を通って上行し、肺臓に注ぎ入り、
【手太陰肺経】とつながります。
【足厥陰肝経】には14穴位があります。