【手陽明大腸経】は人指し指の末端[商陽]から始まり、人指し指の撓側に沿って上行し、第一・二中手骨の間[合谷]を通り、
長母指伸筋腱と短母指伸筋腱の間にある陥凹に入り、前腕外側の前縁に沿って、肘部の外側に至り、また
上腕の外側前縁に沿って、上の肩に行き、肩峰の前縁に沿って、上の頸椎[大椎]をまわって、鎖骨上窩部に入り、肺臓に絡み、
横隔膜を通り、大腸に属します。
▼鎖骨上窩部の支脈=頸部に上がり、顔面を経て下歯齦に入り、まわって上唇に至り、[人中]で交差して、左の脈は右に行き、
右の脈は左に行き、鼻翼側に分布し[迎香]、
【足陽明胃経】につながります。
※【大腸経】は下で[上巨虚]に会合します。
【手陽明大腸経】には20穴位があります。