【手厥陰心包経】は胸中から始まり、出て、心包絡に属し、下がって横隔膜を通過し、横隔膜を通し、肺臓に属します。
肺系(肺と喉の関連する部位を指します)から横に出て来て、胸から腹まで次々と上、中、下三焦に絡します。
▼胸部の支脈=胸中に沿って、側胸部を出て、腋横紋下三寸の所にあたり[天池]、上がって腋窩に行き、上腕内側に沿い、
【手太陰経】と【手少陰経】との間を通り、肘窩に行き、長掌筋腱と撓側手根屈筋腱との間を下がり、掌中に至り、中指に沿って指先に行きます[中衝]。
▼手掌中の支脈=[労宮]から分かれ、薬指に沿って指先[関衝]に行き、
【手少陽三焦経】に連結します。
【手厥陰心包経】には9穴位があります。